page12
=支部制度に関する方針=
藤原「またちょっと話しを進めさせていただきたいんですけど、このあいだ姜千葉支部長にお話を伺ったんですけど……姜さんはねわワ千葉の組織作りに情熱的に取り組んでる方なんですよね。それで、ねわワ全体としても組織的に固めて、もっと支部を作ったり、強い人を組織的に育てるべきだということを、かなり積極的に仰るんですね。
皆さんは、どうお考えなんでしょうね? ねわワは組織として強化していった方が良いとお考えですかね? 支部を組織的に増やしたりとか……。
ただ、支部を増やす云々というとですね、(大賀さん以外にインストラクターを置かない経営方針のまま)現状の関与方法をしてますとね、支部が増える毎に大賀さんが忙しくなって道場の会員さんに取って不利益になったり、既に支部になってるところにとっても、増えすぎると支部同士でどっちにどのくらい大賀さんが関与するの? みたいなところの様々な調整を、うちは全然諮ってないんですね。
だから、せっかく遠方支部の方もいらっしゃってるところなので、多少その辺も話しておいた方が良いかなと思うんですけど。
皆さんどうなんでしょうかね、組織的に強化して、支部を増やして、パラエストラさんのミニチュアバージョンみたいなのをうちは目指すべきなのか? そうじゃない組織運営をすべきだとか……ありますかね?
大賀さんはどうお考えでしょう?」
大賀「んー」
藤原「いい加減な関与をしてるけど、支部は増やすという現状の方針なんですよね。あのー、大賀さんと一緒に姜支部長さんなんかの話しを伺っていた時の感じでは、なんていうかとってもやる気に溢れてる方なんで、あまりに大賀さんが組織強化をしようとしてくれないことに不満を持ったりする可能性があるかなと思うんですよ。
そのあたりの考えを調整をしてないのに、ロクな方針も無いまま増やしたりして良いのかとか、色々思うんですけど……。
どうなんでしょうね、大賀さんの方で支部を持つ際の方針がどんな感じになってるとかあります?」
大賀「んー、特に無いけどね。あのホームページ上の掲示内容を見て、ああ入りたいってところは入るだろうし、こんなんなら入らんで良いやってところは入らない」
藤原「でも、大賀さんも一緒に姜支部長のお話を伺ってたんだから分かると思いますけど、支部側の人にとってはそんな簡単に割り切ってないところも現実にある訳でしょう?
大賀さんの今の支部への関与方法は、月に1万円くらいの会費を取って支部に迎える代わりに、指導の様子を録画したDVDを毎月送付して、予定があえば出張するというやり方なんですよ。
そりゃ東京の人はそんなに大賀さんに幻想持ってないかもしれないけれど、地方の方とかから見たら、大賀さんは立派な人物で、大きく立派な組織作り(の一歩)を始めてるって思い込む方が居ないとは言い切れない気がするし……不用意に沢山支部を受け入れて、後から価値観が対立してしまって喧嘩別れになったりしまうことがなきにしもあらずかなぁ……という気がするんですけど……。
皆さんは、どうですかね? 大賀さんが簡単に支部を受け入れてるという状況について、どんな風に考えてるのか? 大賀さんは、今も言ってたようにほとんど何も考えて無いなんて言っちゃってますけど。
本部の人にとっても、ヘタに支部を受け入れて喧嘩するような形で脱退しちゃったりとかすると気まずいですし……支部の数だって、今は10箇所程度ですが、大賀さんの受け入れ方では、場合によっては20とか、もっと増えるかもしれないんで、そうすると大賀さんの出張回数もどんどん増えちゃいますし。
皆さんの方から、もう少し支部への方針とかある程度はっきりしてくれと言っておいた方が良いと思うんですよ。今のうちに。この程度の関わり方、このような増やし方なら皆納得するんじゃないてところを決めておいた方が、あんまり後で嫌な思いをしなくても済むんじゃない?って思うんですけど……」
長谷川「支部の数は、多い方が見栄えはいいですね。立派な流派にはみえます。日本中に支部があれば……」
上村「出張の時とか、行けるものね」
藤原「渡辺さんとか、どう見てます? 僕なんかは、大賀さんの支部の持ち方がいいかげんなんで、大丈夫かなって思っちゃったりするんですけど」
渡辺「僕は、今のやり方でもいいとおもいますけどね。一応、規約通り指導のDVDとか送ってるんだし、出張もコンタクトとりあってやってるんだし。まぁ、ギャップはどんな世界にもありますから、それが大きすぎたら辞めちゃうだろうし、こんなもんかと思えば続けるでしょうし」
藤原「実際に支部の方達はどうなんでしょうかね? 今の大賀さんの関与の仕方はどう思ってます?」
上條「そうですねぇ……。まぁ僕らとしては、受け入れてもらえてまず感謝していますね。ねわざワールドが無かったら、僕らが柔術をする事はなかったでしょうし、入り口を作って下さったのはありがたい。一年に一回ぐらいお呼びして……確かに、やっぱりそう何回も(長野県まで)呼びにくいという感じはありますけどね」
大賀「いや、何回呼んでもいいよ」
上村「呼んだ支部側が費用を負担するんで?」
大賀「交通費の実費だけで行くの。会費(支部構成費)は毎月もらっているから」
上條「DVDも凄く勉強になっています」
藤原「組織論的に間違ってる訳じゃないんでしょうけど、なんというか僕はちょっと引っかかるんですよね……」
新井「僕は、支部の人の練習が成り立っているなら、良いと思いますけどね」
大賀「藤原君は、どの辺がひっかかるの? 支部の人も金儲けをしようって訳じゃないから、そこまで大きな問題には……」
藤原「ええ、別に締め付けを厳しくしようとか言ってる訳じゃないんですけど。
あのー、そもそも支部の方ってグランドデザインの了解はあるんでしょうか?
大賀さんが支部増やす感覚って、多分『練習する場を提供する場所』が増えるんだからいいだろうって考えがあるから、こういう増やし方になってると思うんですけど……その辺は大丈夫なんでしょうかね?(笑)
例えば、北アルプスさんのところはまだ小さいのでそんなことはしてないでしょうけど、姜支部長さんのところなんかは、かなり独自に講師を育てているんですよ。もう、紫の人を育てて指導させてってやってるんで……そういう風に大きくなってくところがあるのに、大賀さんのような接し方を続けて果たして大丈夫なものなのか? と、ちょっと心配になっちゃったりも」
上村「まぁそりゃ、揉める事無く、大きくなって独立する支部はあってもいいんじゃないの?」
藤原「それならばいいんですけど、揉めて独立になっちゃったらやだなって」
上村「ああ……」
新井「揉める理由は特に無いんじゃない?」
藤原「でもやっぱりこういう時期に、具体的に要求をはっきり仰る支部もある訳で……これに大賀さんが全く対処せずにずるずる放置しておくのは、揉めなくたって、ちょっとわだかまりぐらいになる可能性が否定出来ない」
新井「具体的な要求って、なにがあるの?」
藤原「ねわワの組織をちゃんと固めて、パラエストラみたいなというか、パラエストラよりもがっちりした組織を作るべきだという熱弁を振るっておられましたね……」
上村「パラエストラの場合は、元々パラで練習してた人が田舎帰って支部出したりとか、ここに支部作って下さいって頼まれて、そこに講師や生徒を派遣するような感じが多いと思います」
藤原「そんな感じなんですよ、姜さんの構想は」
上村「今のねわワは(パラエストラより)もっと緩やかですよね。ホームページ見て、大賀さんと面識無い人が簡単になれちゃう訳でしょう?
僕はむしろ、その辺がもしかするとリスクになるんじゃないかって、傍目に見ていて思ってて。ちょっと問題ある人が支部作っちゃって、地元で問題起こしたりとか、大会でなにかあったりして、ねわワの名前を貶める可能性だってある訳で。
支部の数が増える増えないは、大賀さんの考えもあるし、数が増えれば互いの出稽古先も増えていいかもしれない、そのあたりは一概に言えないと思います。
むしろ、電話とメールだけかよくわからないけど、人となりも知らないでねわワを簡単に名乗らせていいのかって、傍目に見ていて思うんですよ」
藤原「どうなんですか、支部志望のところとちゃんとした事前の協議とかあるんですか? 今の大賀さんのやり方を見ていると、まったく面識無い人もどんどん受け入れてますよね?」
大賀「うん、メールだけだよ」
上村「大賀道場でやってた人が、就職や転勤で支部作りたいですって、そんな感じかと思ってたんですけど」
大賀「そう言うのは、今のところ少ないです」
上村「まぁ、今まで問題が起きてないなら良いのかなとは思うけど……」
藤原「まぁ、あくまでも『今までは』なんですけどね……。
あの、実際支部の方達はどうでしょう? 大賀さんの関与は増やして欲しいですか?
姜さんは、大賀さんからの組織的関与を増やして欲しいとはっきり仰ってるんですよね」
大賀「まぁ、(パラエストラみたいに)なりたくても、なれませんから(笑)」
藤原「まぁ、パラさん云々というより、とにかく組織的な支援ですね。大賀さんが直接教えにいく回数を増やして欲しいとか、本部の優秀な人を講師としてちゃんと派遣して欲しいとか、支部の規模や状況に応じて会費(支部構成費)に序列を細かく設けて欲しいとか、とにかく実務レベルの要望です」
上村「本部機能を充実させようってことですね?」
藤原「そうです、本部機能を整えて、組織をちゃんと固める訳です。
例えば小さな支部が出来たならば、中規模になるまで面倒を見るとか、そういうような関与を組織的に行うべきだと。まぁ僕は、大賀さんがそういう教科書的な組織運営は絶対にしたく無いって耳が腐るほど聞かされてるんで、そんな方法は無理だろうって言いましたけどね……。
どうでしょう、北アルプスの方は? 大賀さんからの関与は増やして欲しいですか?」
大賀「増やされると鬱陶しいよね?」
一同「笑」
上村「でもまぁ、交通費の工面とかあるけど、やっぱり教えてもらった方がいいよね?」
上條「まぁ、そうですね、増やしてもらえる分にはありがたいですけれど」
小山「でも年に二回とか、それくらいが限度かなと……」
上條「でも、やっぱり(お互いに)考えておかないといけない事が多いですね」
藤原「北アルプスはちょっと遠いから大変ですけど、近い支部は簡単に呼べちゃいますからね。同じような料金で支部に入ってても」
大賀「毎月来て欲しいってところは多少多めにもらってはいるけどね」
藤原「でも、今は沖縄とかにもある訳で、現実的に格差を埋める調整は間に合ってないでしょう?」
上村「大賀さんが直接指導に出向いてるって言うのは、ある意味パラエストラより全然凄いですね。パラエストラだって、中井さんの弟子だった人が支部を作ることがよくあるけど、支部の指導はまかせきりですからね。まぁ呼ばれればセミナーとか行くでしょうけど。大賀さんは責任もって定期的に直接やってるから凄い」
大賀「ちなみに、アクシスの人にも凄いって驚かれました(笑)」
藤原「でもまぁ、今のやり方である以上、公平な接し方には出来ないってことですよね?」
大賀「格差が出ちゃうのは、今のところ俺の中ではどうしようもないって思ってる」
藤原「あの、姜さんのところとかみたいに、支部が大きくなって独自に活動をし始めたところへの方針とか考えとかちゃんとあります?」
大賀「いいんじゃない、独立しても」
藤原「ねわざワールド=大賀幹夫が関与出来る範囲を超えたら、勝手にやってくれという?」
大賀「関与っていうか、支部が大きくなって払ってる構成費に見合ったメリットが望めないってなったら、独立するという選択肢があって良いと思うよ。千葉なんかはもう、打撃や総合も始めてる訳だし」
藤原「まぁ支部受け入れに関しては、紋切り型の方針としてかっちり固めると言うことをしたく無いようですから、こういった場で、ある程度はっきり大賀さんの方から言っておいてもらった方が良いかなということで伺ってるんですけどね……。
つまり支部の運営に関しては、現状のねわざワールドとしては、大賀さん個人が関われる範囲内で増やしてるに過ぎないし、そういう共通認識を持ってもらいたいと、そんな感じで良いですかね?」
大賀「うんそう。あと、これはちゃんと書いといてもらいたいんだけど、地方の人はさ、支部がちっちゃい時には俺をどんどん利用してもらってさ、自分らでやっていけるようになったら独立して構わないからさ。それははっきり言っておくよ。これは是非載せといて」
藤原「はいそうですね、そういうことをハッキリ言っておけば、後で変なこじれになったりする事は無いですね」
大賀「ああそうか、これを言っておけば大丈夫か。俺、縛るのも縛られるのもやだからさ。俺ぐらい移籍に寛容な人も居るまい(笑)」
